ナフタレンによるボードゲーム紹介ブログ。 Get Your BOARD Game On ! 略してGybgo(ジブゴ)。 スキマ産業二番煎じ! 人の知らないような微妙なボードゲームを主に紹介していく予定ですw。 レビューする文章力とかないから紹介だけですよ。

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IMG_0494


邦題:ハイパーロボット
原題:Ricochet Robot
デザイナー:Alex Randolph
プレー人数:1-∞
プレー時間:30分
ジャンル:パズル、リアルタイム

playgame: http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=77
BGG: http://boardgamegeek.com/boardgame/51/ricochet-robots

一言で言うと:
ロボットをゴールに導く最短経路を探すリアルタイムパズルゲーム


初記事はこちらから。
マイオールタイムベストゲームであるハイパーロボット。
思い入れが強いので非常に細かく解説しますが、次回以降はこの半分以下になりますw。


この記事ではAbacusSpiele版を紹介しています。
旧版との違いはこちらから。
http://blog.livedoor.jp/naphtha_lene/archives/31589606.html


IMG_0495


Abacus版ではボードが8枚入っています。
上4枚が基本ルール、下4枚が旧版第二版(通称青版)で追加され第三版で削除された反射板ルールあり。
とりあえず上について紹介。


ボードは両面使用になっているので表裏自由に、位置関係も自由に組み合わせます。
千通り以上の組み合わせがあるらしい。計算めんどくさいからしませんw。

IMG_0496


なお、上記の反射板ありのボードと組み合わせる場合、
同じマークが被らないように中央のカラーシンボルが全て異なるように選びます。

選んだ4つのボードを並べ、中央を付属のストッパーで固定します。

IMG_0497


こちらがゴールマーカー。
このうち1枚がランダムに選ばれて、そのラウンドでのゴールマスになります。

IMG_0502


そしてロボット登場。
銀色は拡張ルール。使うかは任意です。使うと難易度が下がります。
踏んでいるのはスタート位置マーカー。

IMG_0498


このロボットをボード上に適当に配置。適当です。
自分は最初スタート位置マーカーを適当に投げて乗った位置から始めてます。
そしてランダムに選んだゴールマーカーを中央に置いてゲームスタート。

全プレイヤー、ゴールマーカーと同じ色のロボットを、
ゴールマーカーと同じマークが描かれたマスへ移動させる経路を探します。

ロボットは壁か他のロボットに当たるまで止まれません。
他の色のロボットを動かしてもよく、それも手数に含まれます。

上の写真では「青色のロボット」を「青い○マークのマス」(緑ロボットの上)へと動かします。

移動経路を見つけたプレイヤーは合計手数を宣言。砂時計をひっくり返します。
経路は一つだけではないのでより少ない手数で移動できる経路を見つければ、
時間内にそれを宣言することにより、解答権を奪うことができます。
砂時計が落ち切った時に一番小さい手数を宣言していたプレイヤーがそれを実践します。
成功すれば得点としてゴールマーカーを受け取ります。
失敗した場合、次に小さい手数を宣言していたプレイヤーに解答権が移ります。
なので他のプレイヤーの失敗を踏んで多めの数を言っておくのも有りです。
自分で宣言した数はいつでも更新できます。ただし多くすることはできません。

必ずしも最少を見つける必要はなく、他の人がそれよりも小さい手を見つけなければいいので、
とりあえず見つけた手を早めに言っておくのがセオリー。


IMG_0499


これならば最小手は黄色を右、下の2手です。簡単ですね。

最初の例(青を青○へ)では青いロボットをどれだけ動かしても単独ではゴールすることはできません。
その場合、他のロボットを動かして壁を作り、利用することを考えます。

Arrange_IMG_0498


正解はこちら。5手が最小。
黄色と緑を左に動かし、ゴールまでの道を作ります。

このように他のロボットを利用することを考えると取り得る手は無限大。
その中で比較的少ないのを探すことが難しく、面白いゲームです。


反射板はリオグランデ版第二版で追加され、難しすぎたのか第三版では削除された追加ルールです。

Arrange_IMG_0505


反射板には色が付いており、その色のロボットは反射板をすり抜けます。
一方他の色のロボットはそれを壁とみなして入射角に対して90度反射。すなわち曲がります。
一手で曲がることができるため、それを考慮して手を考えるとより複雑になります。
最初のうちは使わない方がいいでしょう。慣れても4面すべてに反射板を配置するのはかなり苦行です。
なお、反射板ない方がシンプルで面白いという人も多いです。


説明は以上です。



ここからはテクニックの話w。

IMG_0500


このような盤面で緑ロボットを緑の△に行かせるはどうするのが正解でしょうか。
考え方は三通りあります。

Ittekoi_1


1.黄色で右側に壁を作る。
黄色で5手かかるので合計は7手です。


ittekoi_2


2.緑を一旦下にどかせて、上側に壁を作る。
邪魔ならどかせればいいと緑を一旦下へ行かせます。
空いた場所に黄色を入れて、緑を戻す。こうすれば5手です。

ittekoi_3


3.緑を右に行きすぎさせて、復路で止める。
通称「行って来い」と呼ばれているテクニック。自分の周りでですが。
一旦緑を先に右側に移動させてしまい、壁を作ってから戻してやることで作る壁の位置を逆側にすることができます。
4手まで縮まりました。


こういったコツをいくつか身に着けながらプレーすると次第に素早く経路を探せるようになります。

では考え方について順序立ててみます。


1.直通ルートを探す。

Arrange_IMG_0498_route


その色のロボットだけで行ける直通ルート(通称:徒歩)を探します。
画像を色分けしてみました。
青赤黄緑紫茶黒白ピンク水色オレンジの順。実際ここまで追うことは少ないですが。
追っていくうちに既存のルートに合流するものは以降は追いません。ループするからね。
どこまで追うかは経験則。大体7手くらいまでが自己流。
それ以上かかる場合は大体他のロボットを使えば縮まります。

今回は直通ルート追ってもゴールにたどり着けませんでした。



2.壁を置く場所を考える。

Kabe_IMG_0498


では他のロボットで壁を作る場合を考えてみます。
問題はどこに壁を作るかですが、これは「青がゴールする最後のライン」を考えます。
その直前の手で壁を利用することになるので必然的にそのラインの脇のマスが壁を置くマスになります。
壁を置くにも壁になるロボットを止める必要があるため、そのマスも壁の横にあることが条件です。
難しいケースだと更にそこにロボットを置いたりしますが…。

画像の*マークがその場所。
いくつかありますが、この中で比較的使いやすそうな場所にあたりを付けます。
他のロボットを動かすのにも手数がいるので、少ない手数で他のロボットが行ける場所です。

Kabe_IMG_0498_3


この例では緑は左に動かしたこれですね。

Kabe_IMG_0498_4


次点はこんな感じですがこれで既に4手使っています。
使う手が多いほど可能性は下がります。

Kabe_IMG_0498_2


次に考えるのは壁を使う前のルート。赤で示してます。
このルートに青を入れなければいけません。
ここで先に直通ルートを探すときの青の動きが生きてきます。

Kabe_IMG_0498_5


この例では青の1手目で既に入れるべきルートに重なってますね。
赤が赤いロボットでなく青のルートなので分かりづらいですが。破線でも使えれば…。
ただし、ロボットは途中で止まれないので重なるだけではだめで、そこで止まる必要があります。
そこでまた「直通で行けるルート」と「壁を作るルート」を再帰的に考えます。

Kabe_IMG_0498_6


黄色で壁を作ってやればいいですね。
というわけでゴールが見えました。

青をゴールさせるために緑で壁を作り、
その壁を利用するルートに青を入れる為に黄色で壁を作ってやったわけです。

実は直通ルートの図を見ると、黄色を動かさなくても青を下右上とやれば同じルートに合流できますが、こちらは3手かかってるので2手の黄色壁より手数がかかってしまいます。

今回は最小のルートが正解だった例なので楽ですが、
実際はそればかりでなく、遠いルートが正解の場合もあります。
さらに今はゴールの1手前で壁を使いましたが、2手前3手前で使うこともあります。
さてまたロボット2つ3つ重ねて壁を作ることもあります。
可能性は無限大です。

必ずしもこのやり方を全て踏襲しているわけではなく、
プレーを重ねるうちにこうすればいいんじゃないか?と感覚で分かるようになります。
あとは経験あるのみってことで。
あ、あくまで自己流ですので。人によって考え方は様々。



ちなみにある程度慣れた人はゴールを2つ同時に使ったりします。
けがわさんとかよくやってますね。

IMG_0501


この2つのゴールを達成するにはどうすればいいか。
一度ゴールに入ったロボットはゴールから出してしまっても構いません。

今考えたのだと12手かな。より小さい手募集中。

さらにはトリプルゴールでやったり…。
楽しみ方もまた無限大です。





おまけの豆知識。

ハイパーロボットは同ランドルフの「紫禁城」と「オービット」が元ネタです。
「オービット」は「コロナ」が元ネタでルール内包してます。
さらに「コロナ」は「ハルン」が元ネタです。
「紫禁城」からはロボットの動きを、「オービット」からは時間内に宣言を更新していくシステムを再利用してます。
色んなゲームの要素を集めた集大成的なゲームなんですねぇ。








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 コメント一覧 (3)

    • 1. あらい
    • 2014年02月15日 08:16
    • ところで、『ルナ・ロックアウト(旧『UFOパズル』)』というパズルをご存じですか?。たぶん好きになれると思います。
    • 2. レン
    • 2014年02月15日 08:35
    • コメントありがとうございます。
      以前Twitterで流れてきましたね。中央のマスに止めるには、みたいな。
    • 3. レン
    • 2014年05月21日 22:37
    • あ、最後のやつ今更だけど9手見つけた。

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